天然わかめ漁と、わかめの天日干し

もみわかめ漁ともみわかめ

越前三国東尋坊近海で行われている天然わかめ漁と、わかめの天日干し〜もみわかめになるまでの風景を
是非ご覧になって下さい。


●東尋坊は、福井県坂井市三国町安島に位置する越前加賀海岸国定公園です。世界に三つしかない壮大な岩壁は国の天然記念物・名勝にも指定されています。その東尋坊周辺及び、雄島のある安島地区でわかめ漁は行われています。

●東尋坊の沖合いに浮かぶ雄島周辺では、春も4月ごろに入ると、磯の岩場には「天然わかめ」が生えてきます。海の水がいくらかぬるみ、天気が落ち着いた4月下旬〜6月上旬の晴天の日に、長く伸びた「天然わかめ」を採りに、海女を乗せた舟が一斉にわかめ漁に出かけて行きます。

●シュノーケルやボンベを付けず、腰に巻いた錘(おもり)と水中眼鏡だけでの“素もぐり”による海女のわかめ漁!ウエットスーツに身を包んだ海女さんが漁をし始めると、ヒューヒューと海女の口笛が響き渡ります。

●天然のわかめは、根っこのメカブごと引き抜くために、海女には相当の体力と気力が必要で正に命がけです。初夏と言っても、まだ冷たい海の中を潜る海女のわかめ漁は約1時間、桶いっぱいになるまで何度も続けられます。

●天然わかめには,ヨウ素をはじめ、カルシウムやカリウム、ビタミンB2,ビタミンCなど、海洋ミネラル成分が豊富に含まれています。ヨウ素はアラニン, グリシンなどのアミノ酸やマンニットなどの糖アルコール,アルギン酸が含まれ,高血圧の予防効果等があり、血液をさらさらにします。

●浜に上げられた生わかめは、ワカメに付いている細かいゴミを取り除いた後に、包丁で茎と芯と葉の部分に分けられ、切り取った上等の葉の部分だけが、薦(こも)の上に一枚ずつ広げて干されます。また、大きな葉は重ねて板わかめにしたり、、根っこのメカブも干します。

●天日で干したわかめは、機械乾燥よりもアミノ酸と糖の含量が高く、食味値が高い。大変な手作業になりますが、こうしてできたわかめは養分が多く詰まった、美味しいわかめに仕上がります。

●降り注ぐ太陽の光と熱を背中に受けながら、海女とその家族、親戚一同など大勢で、たくさんの薦(こも)に、びっしりとわかめが並べられます。

●褐色のわかめは太陽の光と熱を浴びて、パチパチと音を立てながら、どんどんと緑色に変わっていきます。パリパリに干しあがるころには、わかめから太陽と磯の香りが漂ってきます。

●パリパリに干しあがったわかめを、笊に開け、時間を掛けて丁寧に選(よ)りながら、優しく丁寧に手でもみほぐし、ようやく粉わかめが出来上がります。 

※波屋では、この粉わかめに『もみわかめ』と名前を付け、特許庁に商標登録しました。

●出来上がったもみわかめは、まるで花びらのような薄さで、匂いは日本海に広がる磯とお日様の香り、味は海水の塩気と、ほのかな苦味!

あっつあっつのご飯に、パラリとふりかける食べ方が特に人気があります。また、おにぎりに混ぜると、冷めても旨いと好評です。

●波屋のもみわかめは、袋入り、缶入り、缶の化粧箱入り、瓶入りの4種類! 

その中でも、口の細い瓶タイプは、乾燥剤なしでも保存がきくという昔からの知恵を利用し、今でもその方法で一本ずつ丁寧に詰められています。



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代表取締役 前波 明博

福井県名産特産品の“越前雲丹”“もみわかめ”の専門店の越前三国名産品処波屋です。 『越前蟹』『福井県名産品』『越前海産物』『福井県特産花らっきょう』『福井県の銘菓』『福井県の地酒』などの福井お土産を多数揃えています。

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