ばふんうにとは? 特徴・食べ方・秘密などなど...


ばふんうにの特徴

ばふんうに「ばふんうに」は,オオバフンウニ科で,体の表面は棘で覆われているのが特徴です。同じうに科の「むらさきうに」の棘は強大で先が尖っていますが,「ばふんうに」の棘は細くて短く5?以下で,とても愛らしくみえます。うに類は,すべて海産で,現在860種類ほど知られており日本だけでも100種を越えます。しかし,食用にされるのは「むらさきうに」,「ばふんうに」,「しらひげうに」等,ほんの数種にすぎません。本県を代表する「越前雲丹」と呼ばれるものは,「ばふんうに」のことです。

ばふんうにのすべて

●「越前雲丹」のひみつ?
「ばふんうに」は,体色が全般に暗緑色で,殻経が5?程度で高さは2?位の大きさです。また,棘は短くて細く,大きな棘でもわずか5?ほどしかありません。
水深3m前後 福井県沿岸の岩礁地帯に群棲し,おもに「わかめ」などの海藻類を摂餌します。産卵期は,多くのうに類が夏の7〜8月頃に対して,本県の「ばふんうに」は春の3〜4月頃です。
漁獲期間は短く7〜8月で,主に海士,海女(あま)さん方の潜水により漁獲されています。

ばふんうにの食べ方

どーやって食べるの?どこをたべるの?
うにの生殖線は殻の内側に5つあり,その卵巣を食用とします。卵巣が成熟する時期には味が良くなるので,産卵期前が旬となっています。なかでも「ばふんうに」は最上級にランクされ,福井県で漁獲されるもののほとんどが,塩蔵加工して出荷されています。

磯の香りって?
うにの贅沢な食べ方としては,殻を割って生のままいただきます。その際のうに特有の「生」の濃厚な磯の香りは,摂餌している海藻類からのものです。海藻類は,海中において独特の成分があり,それが磯の香りとなるです。

ちょっと耳より情報
福井県の特産品「越前雲丹」は,「ばふんうに」の卵巣を独特の塩蔵法により加工したもので,オレンジ色,レモン色した練製品であり,日本三大珍味の一つとされています。

また,三国町雄島地区の海女さん方による素潜りの漁獲風景は,福井の夏の風物詩となっています。
「うに」は,棘の殻のついたものを「海胆」や「海栗」,殻をむいて塩蔵加工したものを「雲丹」や「海丹」と漢字で表現します。これは,昔から天然の「生」の状態のものと「加工品」とを区別するために表現されています。



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福井県名産特産品の“越前雲丹”“もみわかめ”の専門店の越前三国名産品処波屋です。 『越前蟹』『福井県名産品』『越前海産物』『福井県特産花らっきょう』『福井県の銘菓』『福井県の地酒』などの福井お土産を多数揃えています。

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